2014年9月27日土曜日

「地図に残る仕事」

マルマライの海底鉄道工事を実施したのは大成建設。たまたま、同社の関係先の方の情報に触れる機会があった。

「地図に残る仕事」、これは大成建設のキャッチコピーだ。
同社ホームページのトップメッセージの中にも、山内隆司代表取締役社長のことばとして、・・・自分の可能性を信じ、新しいものに挑戦する熱い想いを持った皆さん、私たちと共に「地図に残る仕事。」を手掛け、次の新しい時代を切り拓いていきましょう・・とある。

”地図に残る仕事”って、結構スゴイ!、何年か前の日経の全国版全面 カラー広告より。


大成建設は「トルコ150年の悲願」であったボスポラス海峡の海底トンネルの工事を担当した。ヨーロッパとアジアを繋ぐ海底鉄道「マルマライ」が、共和国建国90周年を迎えた1029日に開業、記念式典が盛大に行われたことはこのコーナーでも昨年に紹介済みだ。安倍首相をはじめ、ルーマニア首相、ソマリア大統領他、8か国から9名の大臣が来賓として、またトルコ国会議員、官僚などが参加する一大式典となった。今ではすっかり多くの市民の足になっている。

Sirkeci駅には「地図に残る仕事」と日本語の看板がある。現在、トルコはどこへ行っても建設中の建物に出くわす。壊しているのか建てているのか、見分けがつかないぐらいの建設ラッシュと言える。もちろん、日本からだけでなく中東や欧州等世界中から建築・建設関係者がトルコに押し寄せている。特に、イスタンブールの街を歩いていると様々な人種とすれ違う。

次の写真は、世界最深記録となる水深60mの海底に函体を設置したときのものと函体を沈める作業船の写真。トンネルの部分工事を指揮したのが大成建設の小山文男氏で下の写真の一番右側(写真は同氏によるもの)。





153年にわたるユメが実現」と表示された駅構内のモニターと運行中の車両。




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