トルコのヘルスツーリズムを全貌する展示会が11月14日〜16日、トルコ・アンタルヤで開催、日本から10名の視察チームが訪ねます。開期中、皆様にレポートします。展示会の詳細は、以前、このコーナーでも紹介しています。
http://www.tk-jp.blogspot.jp/2013/10/blog-post_11.html
トルコを語るキーワードはどれも魅力的です。「エーゲ海」「地中海リゾート」「11を数える世界遺産」「ヨーロッパとアジアの文明が交差」「4000年のアナトリアの歴史と文明」「無数の古代遺跡」・・・などなど。
国別の外国人観光客数の順番をみますと、第一位はフランスで8000万人を超えています。第2位以下、米国、中国、スペイン、イタリア、そしてトルコが英国を抜いて国別で6位となっています。2012年は3,560万人が訪れ、エーゲ海と地中海沿いのリゾート地は北欧やロシアからの観光客で大変な賑わいです。
いわゆる、MICE (meeting, incentive, congress/convention, exhibition/event)の有力なデスティネーションとして、トルコは温泉の施設整備にも力を入れています。
トルコ政府は、建国100周年を祝う2023年には、5000万人の外客受入によって世界5位、観光収入は500億ドル(約5兆円)を目指します。2012年の観光収入は234億ドル、治療や温泉等の収入は42億ドルと世界3位につけています。
日本でも観光地を映画のロケ地として選んでもらいその土地の観光プロモーションを拡張させるフィルムコミッションの動きが活発ですが、トルコも海外で放映されるトルコのテレビドラマなども観光客増加に貢献しています。ある記事によりますと、昨年はアラブ諸国、欧州など75カ国で11,000時間に渡り放映されたとのことです。
日本ではブームを超え、成熟したと言われるゴルフ人気ですが、トルコはまさにこれからが「本番」を迎えようとしています。現在、ゴルフ場の数は20カ所程度、数年後には100カ所に増やす計画です。
トルコのハマムと日本の温泉。温泉は療養型、治療型、保養型など様々ですが、今回のヘルスツーリズム・イン・トルコで、相互乗り入れできるビジネスチャンスが生まれればと願っています。
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