7月5日(土)から9日(水)、茂木経済産業大臣はイスラエル、パレスチナ、トルコを訪問している。目的は、「日本・イスラエル・ビジネスフォーラム」と「第2回日トルコ貿易・投資閣僚会合」への出席と要人との会談のため。どの地域にも日本の経済産業大臣としては初の訪問であった。
経済産業省のリリース資料によると、第2回日トルコ貿易・投資閣僚会合(TRINS:Trade and Investment Summit)の開催において、両国の経済投資協力をさらに深化させることで一致したとある。特に、日トルコEPAについては、年内に第1回交渉会合を開催することについてゼイベキチ経済大臣と一致している。同大臣は近々来日予定だ。
日本企業が今後参画するインフラプロジェクトだけでもざっと以下がある。円滑な進行への要請をしたようだ。さらに今後予定のあるダーダネルス海峡大橋建設計画についても、諸々の要請を行ったようである。
シノップ原子力発電所建設計画
マルマライ・プロジェクト(鉄道)
イズミット湾横断大橋建設計画
総合医療キャンパスプロジェクト(病院)
他にも、日本企業の進出において、労働許可証の発給条件となっている1対5ルールの緩和や社会保障協定の早期締結など、トルコ政府への積極的な取組みを要請したようだ。
日トルコEPA/FTAが早く締結されることを待つ日本企業は多い。
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