アジアフードショー2014がインテックス大阪で10月8日〜10日の会期で開催の幕を切った。
初日から人の流れが多く、トルコブースは大賑わいの初日を迎えた。実数に繋がる展示会となることを期待したい。
オープニングセレモニーでは近畿農政局長(写真左)をはじめ、フードサービスを代表して「がんこ」の小嶋会長(写真右)、多くの業界関係者参加によるテープカットでスタートした。
「ハラル・特別展示コーナー」
日本政府がアジアからの観光集客に力を入れていることから、近年では日本市場においても「ハラル食品」への関心が急速に高まっている。2020東京オリンピックに向けてムスリム観光客の増加を見据え、ハラル対応に踏み切る事業者が一気に増えることが予想されるからである。ハラル食品への理解を進めるため、国内では初となる「ハラールx和食」の提案を「ライブクッキング」を通して行われた。
さて、関東でなく関西の展示会に出るメリットを改めて考えると以下の点が挙げられる。
(1) 関西は、主要国一国に匹敵する大きなマーケット
日本は戦後ずっと世界第2位の経済大国の地位を保ってきた。なかでも、関西地域は2,100万人の人口を擁し、域内総生産(GDP)が9,005億ドル(2010年度)と傑出し、経済規模で主要国一国に匹敵。関西市場へのゲートウェイシティとしてアジア各国の貿易代表機関が事務所を開設するなど注目を集めているエリアである。関西経済のGDPをひとつの国とすると、15位韓国と16位インドネシアの間に位置することになる。
初日から人の流れが多く、トルコブースは大賑わいの初日を迎えた。実数に繋がる展示会となることを期待したい。
オープニングセレモニーでは近畿農政局長(写真左)をはじめ、フードサービスを代表して「がんこ」の小嶋会長(写真右)、多くの業界関係者参加によるテープカットでスタートした。
「ハラル・特別展示コーナー」
日本政府がアジアからの観光集客に力を入れていることから、近年では日本市場においても「ハラル食品」への関心が急速に高まっている。2020東京オリンピックに向けてムスリム観光客の増加を見据え、ハラル対応に踏み切る事業者が一気に増えることが予想されるからである。ハラル食品への理解を進めるため、国内では初となる「ハラールx和食」の提案を「ライブクッキング」を通して行われた。
さて、関東でなく関西の展示会に出るメリットを改めて考えると以下の点が挙げられる。
(1) 関西は、主要国一国に匹敵する大きなマーケット
日本は戦後ずっと世界第2位の経済大国の地位を保ってきた。なかでも、関西地域は2,100万人の人口を擁し、域内総生産(GDP)が9,005億ドル(2010年度)と傑出し、経済規模で主要国一国に匹敵。関西市場へのゲートウェイシティとしてアジア各国の貿易代表機関が事務所を開設するなど注目を集めているエリアである。関西経済のGDPをひとつの国とすると、15位韓国と16位インドネシアの間に位置することになる。
(2) 大阪・京都・神戸、和歌山県を擁する関西は食の最大消費地
関西は、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県・福井県・鳥取県・徳島県の2府8県からなり、総人口は2,100万人。そのうち650万人以上が、大阪から30分以内に位置する主要4都市に集中、昼間の流入人口はその倍近くにも達する。関西では裾野の広い食品産業・外食産業が発達し、この膨大な人口を養っている。
(3) 新しい食文化・食ブームは常に関西・大阪から
新しい食品に注目し食文化を豊かにするビジネスパワーは関西企業の特徴。「チキンラーメン」や「カップヌードル」を発明した日清食品、「カレーライス」を日本の家庭食として普及させたハウス食品、菓子のグリコやポッキーを開発した江崎グリコ、日本製ウイスキーを生み出したサントリーなどなど、大阪発祥の食品企業は常に時代をリードする食文化を生み出してきた。
(4) 関西こそ、アジアの食品企業が次のビジネスを狙うべき市場
アジアに親近感をもつ消費者が多く、世界市場で成功した食品産業が多く根付く関西。日本では主要な食品見本市・展示会は東京での開催件数が多く、東京に出展すれば日本市場全体をカバーできたと考えがちだが、東京で開催されるある食品展示会の報告では、東京周辺からの来場者が4分の3を占め、関西からは8.5%にとどまっている。逆に、同じ主催者が大阪で開催した食品展示会では、関西からの来場者が80%を超える。
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