10月21日~23日にインテックス大阪にて開催される『アジア・フードショー2015』(『ファベックス関西』、『関西デザート・スイーツ&ドリンク展』と併催)にて、トルコの国民食である【ブルグル(Bulgur)】をご紹介します。
場所:インテックス大阪6号館 AF-55
【ブルグル】とは、全粒のまま蒸したデュラム小麦を挽き割りにしたもので、サラダなどに用いられる細引きタイプと、ピラフ向きの丸粒タイプがあります。
外皮や胚芽を含むため食物繊維も多く、ミネラルも豊富。ダイエットにもお勧めのこの食材は、トルコのアナトリア地方で伝統的に食されてきました。
トルコのWikipediaによれば、ブルグルは米やクスクスよりも栄養価が高いとのことです。
以下、その特性をWikipediaより転載・翻訳します。
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・ブルグルは、血中の脂肪を低下させることが知られている食物繊維を非常に多く含む食品である。
・炭水化物が多く、タンパク質は少ない。
・ブルグルに含まれるビタミンB1は、神経と消化器系に重要な働きをする。
・葉酸を含むため、子どもや妊婦にとって非常に重要な食材である。
・不飽和脂肪を含み、全体の脂肪分が少ないため健康的な栄養食材である。
・コレステロールを含まない。
・穀物の最大のディスアドバンテージであるフィチン酸は、ブルグルにおいては蒸らしと乾燥の加工ゆえに含まれない。
・高濃度のミネラルとセルロースにより、栄養素の吸収を早め、便秘を防ぎ腸ガンを予防する。
・マメ科植物と混ぜると、世界で最も重要な栄養源となる。
・放射線を吸収せず、放射線に対して耐性がある。そのため、核戦争に備えて軍・市民用に備蓄としている国もある。
・蒸らし加工を通して、粒の胚芽部に含まれる栄養素が粒の中に浸透するため、栄養価は他の小麦製品(パンやパスタなど)よりも高い。
・蒸らし・乾燥加工により、カビの発生を抑え、賞味期限は他の製品よりも長い。
ブルグルの効能:
非常に高い割合で繊維を含むため、ブルグルは腸の働きの面で重要な食品。繊維には満腹感をもたらす特性もあるため、体重コントロールの面でも活用できる食材である。WHOによると、一日当たり25-30g程度の繊維を取る必要があるとのこと。
ブルグル構成要素におけるビタミンB1:
神経及び消化器系の強化において大きな役割を果たす。また、このビタミンは、脚気の予防のために日常的に摂取する必要がある。ブルグルは、これら全ての他にも、成分に含まれる葉酸ゆえに妊婦の胎内の胎児の知能レベル向上にも必要である。
ブルグルはグリセミック指数が低いため、満腹感を持続させ、血中への吸収が緩やかでダイエットにも使える製品である。また、糖尿病患者へもおすすめ。サラダや温・冷ともに料理に使える食材であるため、幅広い活用ができる食品である。
https://tr.wikipedia.org/wiki/Bulgur
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奇跡のような栄養食品ですね。
さまざまな形で日常的に取り入れてみたい夢の食材です。
アジア・フードショーで、ぜひその味と食感をお試しください。
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