2015年8月12日水曜日

【イスタンブール】メトロバスでスマホ充電

スマートシティ計画を推進しているイスタンブール。
既に2013年に市営バスでWi-Fi及び端末充電サービスを開始していましたが、今回新たにメトロバス(イスタンブール市内を走るガイドレールバス)でも同様のサービスを開始した、とのニュースを、8/7付けRadikal紙が報じています。

********************************************************************
メトロバスでチャージの時代


ここ近年、最新のスマート・バスでWi-Fi及び充電サービスを開始したIETT(イスタンブール市営交通)は、バスに続き今度はメトロバスにチャージ機器を導入した。
メトロバスに設置されたUSB端子付きのチャージ・ボックスにより、市民が自身の端末を充電することが可能となる。

IETTが大手経済誌『FORTUNE TURKEY』に語ったところによると、250台のメトロバス、850台のバスから成る合計1100車両に充電サービスが既に導入され、近日中に全車両に拡大されるとのこと。

1100台に導入された充電サービスのIETTの総費用は、付加価値税を除く280,000TL(約1250万円)だと言う。

********************************************************************

公共交通機関で携帯の充電ができるとは、便利な時代ですね。

ちなみに、「スマート・バス時代」開始時のニュースはこちら、2013年11月13日付けCNNトルコより。

********************************************************************
イスタンブールで『スマート・バス』時代



イスタンブール市長カーディル・トプバシュ氏は、サービスを開始した100台のIETT市営バスの「Wi-Fi」及び「スマートフォン充電ユニット」でもって、イスタンブールでスマート・バスの時代の幕開けだとした。

「世界のあらゆる大都市で、NY、東京、ロンドンを含む発達した都市において、交通事情は新たな解決策を求めている。都市生活における最重要課題は交通とアクセスだ。我々もこれらに並行して世界最高のシステムを探し、その中でも最高峰のものをイスタンブールに導入するため尽力している」と話した。

世界でスマートシティとスマートシステムによる新たなトレンドがスタートしていると指摘するトプバシュ市長は、
「我が国の国民がスマート・バスでインターネット接続ができ、SNSにアクセスできるネットワーク環境を作った。また、スマートフォンを充電できる10個の充電ユニットを設置した。それにより、イスタンブール市民は移動中に充電できて時間を節約することが可能となる。将来的に全車両にWi-Fiを導入する予定。世界でも都市運営及びスマートシティの観点からイスタンブールは非常に成功している事例。スマート・バスに関しては、私の知る限り現在ロンドンでテスト段階にあるだけで、他に事例がない。この件で先駆者となったIETTの担当者たちを称えたいと思う。」
と話した。

******************************************************************************

スマートシティの道を邁進するイスタンブール。
他の都市もこれに続くのか、さらなる展開が楽しみです。


【トルコ進出、トルコ進出コンサルティング、トルコ貿易投資支援の専用サイトはこちらから】 

0 件のコメント:

コメントを投稿