2015年3月5日付け食品産業新聞に、『トルコ産グレープフルーツ~初の専用船による対日輸出』というタイトルの記事が出ていました。以下転載します。
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トルコ産柑橘類輸出促進事務局は、トルコ産グレープフルーツが、今回初めて、専用船により日本向けに輸出される―と発表した。
対日輸出企業は、地中海柑橘類輸出組合に所属するトルコ有数の柑橘類輸出会社、オズレルタルム食品会社(Ozler Tarim)。柑橘類の他、サクランボ、リンゴ、ザクロ等を栽培し、新品種開発施設を有する企業。
同社によると、「当社は、解禁された5年前より対日輸出している唯一のトルコ企業。この間コールドトリートメント、パッケージ、品質、輸送機関等が課題となり、日本への専用船での輸出により、期間短縮(約50日だった輸送機関を3週間前後に)することで、多くの課題を解決しようと考えた。産地でも、土壌改良、パッキングの変更、コールドトリートメント時のシステム等を検討してきた。この成果を日本のバイヤーに確認頂いた結果、ユニオンが専用船をチャーターし、初めて直接日本向けに出荷することになった。13年に解禁されたレモンも積み込まれ、日本初の輸入となる。品質、(糖度、酸)、大きさ、形、表面のきれいさ、価格等最適の状態で輸出できたので日本市場の役に立って欲しい」としている。
専用船は、トルコ・メルシン港を2月14日に出発、関西3月7日、関東10日入港予定。グレープフルーツ15万c/s、レモン15000c/s。グレープフルーツの輸入は米国産が約70%を占めるが、今期の米国産の品質問題、価格の高騰が背景にあり、今回トルコ産が評価されれば、来期以降期待が持てる。
輸入元は、ユニオン(小寺一史営業第一部長、☎078-392-4930)
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