2014年1月12日日曜日

EPA交渉開始で合意

7日の首脳会談で、安倍首相とエルドアン首相は、経済連携協定(EPA)の交渉開始で合意。安倍首相が「長い友好の歴史を持つ日トルコ関係をエルドアン首相と協力してさらに発展させたい」と発言したのに対して、エルドアン首相は「トルコと日本の友情にふさわしい交流、企画を実施していきたい」と応えた。

EPAは、201211月から産官学による共同研究がスタート。しかし、やっとこの春に交渉入りすることとなった。EPAは日本企業がトルコとの貿易促進やトルコ進出の足がかりに欠かせない。トルコの経済成長を日本が取り込んで共に成長を押し進める上でEPAに期待するところはことのほか大である。(下記写真は、東京・元赤坂・迎賓館=代表撮影 )


今回、1月6日から8日のエルドアン首相の来日には、副首相、経済大臣、国防大臣を含む閣僚7人も同行。今年は日本・トルコが外交関係を樹立して90周年にあたる年でもある。日本にとって、トルコは経済面だけに留まらない。トルコは欧州とアジアの結節点であり、シリアやイランとも近接し、NATOの加盟国でもある。中東外交の強化のためには、トルコとの信頼関係を深めることが重要となってくる。

トルコ進出を目指す日本企業にとって、毎年100万人のペースで人口が増えているトルコ(人口7600万人)は魅力的な市場である。平均年齢30、消費意欲も強く潜在成長率が高い。2023年には経済規模を現在の約2.4倍、2兆ドルを目指している。今後更なる日本企業のトルコ進出、双方にとっての貿易投資の促進と活性化が期待できる。

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