<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>
去る3月8日(火)~11日(金)、幕張メッセで開催されたアジア最大の食品展示会であるFOODEX JAPAN2016は、世界の78の国と地域から3197社が参加し(国内1262社・海外1935社)、4日間で76532人の来場者で賑わった。
トルコからは41社が出展。トルコ・パビリオンには36社、パビリオン外で5社が出展した。
今年のトルコ・パビリオンでは、トルコの食品を用いて大地に降り注ぐ恵みを表現したインスタレーションがひときわ目を引いた。
降り注いでいるのはキャンディやグミなどのお菓子であったり、スパイスやハーブであったり、ドライフルーツであったり、果てはまるまるとしたフレッシュな果実まで。トルコのポップなデザイン力には毎度のことながら唸らされる。
MBTG(パスタ・ブルグル・豆類・植物油プロモーション・グループ)では、例年のようにスープやパスタ、ブルグルなどの試食が大盤振る舞いされていた。ここで出されるレンズ豆のスープは本当に美味しいと思う。
MBTGのジェヴヘル氏によれば、2016年は国連の『国際豆年』に制定されているそうで、今年はトルコ産のヒヨコ豆やレンズ豆といった産品の輸出に大いに期待を寄せているらしい。
※ちなみに国際豆年は、国際的な豆類の団体であるシシルズ(CICILS:国際豆類貿易産業連合)が2年前からFAOに働きかけて結実したそうで、豆類の豊富な栄養価、環境に調和した農業の実現、食料安全保障に適した生産性を世界にアピールするのが目的。そしてそのシシルズの会長はトルコ人のハカン・バフチェジ氏。
豆類だけでなく、トルコの小麦製品も一押しだ。
マカロニ、パスタ類は大きさや種類も豊富。グルテンフリーや糖尿病患者向けなど、最近のトレンドもしっかり取り入れている。
こちらは、池袋にあるトルコ・パン屋さんが作った「糖尿病向け小麦粉使用のスィミット(ゴマ付きパン)」の大盤振る舞い。 ↓ ↓ ↓
もう一つ、トルコ・パビリオンが近年特に力を入れているのが、「コンフェクショナリー」部門である。
ピンクとホワイトのストライプ模様がポップな「トルコ・コンフェクショナリー・プロモーション・グループ」のブースでは、可愛らしい小箱に入ったバクラヴァやロクムの配布はもちろん、今年はアメ細工の実演まで!
陽気なデモンストレーターのお兄さんが、通りがかる来場者をつかまえてはペロペロキャンディ作り体験をさせてくれる。
※細長く伸ばしたカラフルな飴をねじって丸めて棒に刺す。
飴を引き延ばす作業に駆り出された弊社のスタッフは、手に飴をひっかけるフックを持たされ、「君はフック船長だ!」と言って海賊風の帽子とジャケットを身に着けさせられた。
「のび~るアイス」しかり、トルコのこの手の客いじりは伝統芸だ。
(しかしこのお兄さんは実はドイツ人だったというショック)
気になるトルコの出展内容について、まだまだ続く。
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