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2014年10月4日土曜日

茂木経済産業大臣とトルコのニハト・ゼイベクジェ経済大臣

7月5日(土)から9日(水)、茂木経済産業大臣はイスラエル、パレスチナ、トルコを訪問している。目的は、「日本・イスラエル・ビジネスフォーラム」と「第2回日トルコ貿易・投資閣僚会合」への出席と要人との会談のため。どの地域にも日本の経済産業大臣としては初の訪問であった。

経済産業省のリリース資料によると、第2回日トルコ貿易・投資閣僚会合(TRINS:Trade and Investment Summit)の開催において、両国の経済投資協力をさらに深化させることで一致したとある。特に、日トルコEPAについては、年内に第1回交渉会合を開催することについてゼイベキチ経済大臣と一致している。同大臣は近々来日予定だ。

                ゼイベキチ経済大臣(ISPATサイトから)

日本企業が今後参画するインフラプロジェクトだけでもざっと以下がある。円滑な進行への要請をしたようだ。さらに今後予定のあるダーダネルス海峡大橋建設計画についても、諸々の要請を行ったようである。

シノップ原子力発電所建設計画
マルマライ・プロジェクト(鉄道)
イズミット湾横断大橋建設計画
総合医療キャンパスプロジェクト(病院)

           第2回TRINS (METIサイトから)

他にも、日本企業の進出において、労働許可証の発給条件となっている1対5ルールの緩和や社会保障協定の早期締結など、トルコ政府への積極的な取組みを要請したようだ。

日トルコEPA/FTAが早く締結されることを待つ日本企業は多い。

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2014年10月2日木曜日

大阪での食品展示会にトルコ政府&トルコ企業が出展


アジア・フードショー in OSAKA へようこそ!!
来週、インテックス大阪にて「食品・飲料の仕入れ商談展」が開催されます。商談展ではトルコ産の魅力的な商品の数々が紹介されます。情報収集や商談にお見えになる皆さんには、これまでにない新しい商品と出会っていただき、皆様のビジネスにお役立ていただきたいと願っております。

◇ 2014年10月8日(水)~10日(金) 午前10時~午後5時 (3日間共)
◇ インテックス大阪 1、2号館

出展者の詳細は下記よりご覧下さい。

◇  ハラル和食クッキングステージが毎日開催!!
日本ハラール協会の主催者特別企画として「ハラール和食ライブクッキングステージ」を設置し、日本 国内で入手可能なハラール食材・ハラール調味料を使い、ムスリムの方はもちろん誰にでも安心でおいしい「ハラール和食」クッキングが実演されます。毎日3ステージ、3日間 計9回を予定。試食メニューは当日発表となっています。

メニュー開発・調理実演
田中 愛子 氏
国際料理研究家、食育ハーブガーデン協会 理事長、
樟蔭高校教育アドバイザー、NPO法人日本ハラール協会評議員。
「次世代の子供達のために」食育活動に力を注ぎ、
現在100に及ぶ施設や学校に広めている。テレビ、雑誌、講演会などで活躍中。
著書「おいしい、楽しいグッドギャザリング フロム ニューヨーク」など著書多数


関西圏の企業様でトルコとの貿易をお考えの皆様、是非、足をお運びください。

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2014年10月1日水曜日

京野菜のトルコへの売込み

JAグループ京都がトルコのトプカプ宮殿で京野菜の品質の高さをトルコに知ってもらい、ブランド化を進めることを目的に、この8月に「京都の農畜産物を使った大晩餐会」を開催したという。「世界三大料理」の地であるトルコでの開催ということで、京都や政府、経済団体が一緒になって、京都の食材や和食文化をアピール。日本とトルコの国交樹立
90周年に合わせた企画であった。

トルコは殆どがイスラム教徒であるため、日本からの食の輸出を考える際、「ハラル認証」の取得がひとつの鍵となる。今回の料理人の中にはすでにマレーシアのハラル認証を取得してイスラム教徒の顧客を受け入れることのできる美濃吉(京都市左京区)も加わった。美濃吉の調理総支配人は「万願寺とうがらしとだしのスープ仕立て」、「牛蒡(ごぼう)茶葉揚げ」など10種類を用意。一方、トルコのシェフも京都産の牛肉料理や京野菜のパイ包みなどを用意。お互いの調理人とシェフが同じ食材を使った料理を振る舞い合う形となった。


写真:あぐり京都より

イスタンブール市内では、浴衣姿の女性達が宇治茶の試飲会をやり、PRに余念がなかったようだが、果たして、宇治茶の評価はどうだったのだろうか?
トルコは一人当たり、日本の2倍の茶葉消費量を誇る「お茶大国」である。

トルコは親日国ではあるが、和食はまだ本格的に普及していない。アメリカではスシはすでにブームではなく、アメリカの食文化に定着している。しかし、実態をよくみと、90%のアメリカ人は握りを食べるのではなく、カリフォルニアロールやドラゴンロール、スパイシーツナなどを食する。もちろん、日本人のように魚を生で食べるアメリカ人も多いが、フュージョン系・創作系の「sushi」を出すところが圧倒的だ。つまり、ローカライズされた食べ物となる。新しい食べ物に対しては保守的と言われるトルコ。日本の食材や食品がトルコのお店に並ぶまで、まだまだ、その道のりは遠そうだ。

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2014年9月30日火曜日

気を吐くトルコ家電 続編

トルコでは知らない人がいない大手電機メーカー、VESTELの続編。
日経エレクトロニクス(2014/06/23号)による、同社CEOのTuran Erdogan氏とのインタビュー記事が手に入ったので、以下、抜粋・編成したものを紹介したい。写真も借用する。

Q: Vestel Groupについて
1984年の創業で、今年で30周年を迎える。トルコ国内外に約30社の参加企業を抱える。中核企業は液晶テレビなどの民生機器を手掛けるVestel Electronics。冷蔵庫や洗濯機などはVestel White Goodsが担当。連結売上高は50億米ドル、輸出額は30億米ドル。輸出先は最近アフリカのジンバブエ、アジアのブータン、ミャンマー、南太平洋のミクロネシアが加わり、145カ国になった。

Q: 主力のテレビ事業について
テレビは特に重要な事業。Vestel Groupは欧州で最も大きなテレビの製造工場を保有。その総床面積は100万(平方メートル)を誇る。この工場を起点に、欧州を中心に液晶テレビを供給している。欧州の液晶テレビ市場での占有率は、サムスン電子の32.1%に次ぐ20.3%で第2位を獲得。欧州で20%を超えるシェアを獲得できた最大の理由は、OEM事業である。海外では「VESTEL」の名前でマーケティングはしない。欧州メーカーと日本メーカーの欧州向け液晶テレビをOEM/ODMで製造している。日本のテレビメーカーとは、ある1社を除いて取引がある。

Q: テレビ以外の事業について
ビジネスの対象とする領域は幅広い。冷蔵庫や洗濯機は省エネ性能が評価されているし、LED照明機器の製造も始めた。2014年秋にはタブレット端末も投入したい。業務用のディスプレーやデジタルサイネージは重要な事業の1つ。最近では、スマートホームやスマートグリッドの技術開発にも注力している。トルコはエネルギー産出国ではないので、エネルギー効率を高める技術の研究開発を進めている。


                   写真1:「グランドバザール」に吊るされたデジタルサイネージはVestel社製
                   写真2:イスタンブール市内の直営店の様子
                   写真3:エアコンの室外機には「VESTEL」のロゴが

Q: 今後、VESTELの名前を前面に出していくのか

意識しているのは他ブランドの活用だ。それぞれの地域で力のあるブランドやメーカーを買収し、傘下に収める戦略を採っている。現地でVESTELブランドの認知度を高めるには金も時間も掛かってしまう。既に市場で確立されているブランドを取り込んだ方が、素早く攻められる。2008年には欧州とロシア地域で人気の白物家電の「Vestfrost」を買収済みだ。2011年にも白物家電の「Atlantic」ブランドをイギリスで展開し始めた。もちろんブランドを買ってきて、製品にロゴを貼り付けるだけでは消費者の心はつかめない。ODM/OEM事業で培った技術力や素早い開発スピードなどの強みを融合させて、さらに存在感を高めていきたい。

以上である。トルコ電機大手のしたたかでアグレッシブな戦略が垣間みられる。

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