2014年10月1日水曜日

京野菜のトルコへの売込み

JAグループ京都がトルコのトプカプ宮殿で京野菜の品質の高さをトルコに知ってもらい、ブランド化を進めることを目的に、この8月に「京都の農畜産物を使った大晩餐会」を開催したという。「世界三大料理」の地であるトルコでの開催ということで、京都や政府、経済団体が一緒になって、京都の食材や和食文化をアピール。日本とトルコの国交樹立
90周年に合わせた企画であった。

トルコは殆どがイスラム教徒であるため、日本からの食の輸出を考える際、「ハラル認証」の取得がひとつの鍵となる。今回の料理人の中にはすでにマレーシアのハラル認証を取得してイスラム教徒の顧客を受け入れることのできる美濃吉(京都市左京区)も加わった。美濃吉の調理総支配人は「万願寺とうがらしとだしのスープ仕立て」、「牛蒡(ごぼう)茶葉揚げ」など10種類を用意。一方、トルコのシェフも京都産の牛肉料理や京野菜のパイ包みなどを用意。お互いの調理人とシェフが同じ食材を使った料理を振る舞い合う形となった。


写真:あぐり京都より

イスタンブール市内では、浴衣姿の女性達が宇治茶の試飲会をやり、PRに余念がなかったようだが、果たして、宇治茶の評価はどうだったのだろうか?
トルコは一人当たり、日本の2倍の茶葉消費量を誇る「お茶大国」である。

トルコは親日国ではあるが、和食はまだ本格的に普及していない。アメリカではスシはすでにブームではなく、アメリカの食文化に定着している。しかし、実態をよくみと、90%のアメリカ人は握りを食べるのではなく、カリフォルニアロールやドラゴンロール、スパイシーツナなどを食する。もちろん、日本人のように魚を生で食べるアメリカ人も多いが、フュージョン系・創作系の「sushi」を出すところが圧倒的だ。つまり、ローカライズされた食べ物となる。新しい食べ物に対しては保守的と言われるトルコ。日本の食材や食品がトルコのお店に並ぶまで、まだまだ、その道のりは遠そうだ。

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