2014年10月19日日曜日

トヨタ、トルコで小型SUV生産! 

トヨタは2016年からトルコで新型の小型多目的スポーツ車(SUV)の生産を始める。トヨタは200億円を投資し、トルコ・アダパザルにある年産キャパ15万台の既存工場の生産ラインを改良し、アジアへの輸出も視野に入れつつ年10万台強の増産体制を整える。

新型車はSUV「RAV4」よりコンパクトで下の写真でも見る通りスポーティさを強調している。ハイブリッド車とターボチャージャー付きガソリン車の2種類を生産する。これまでトヨタのラインアップにはなかった車種で、10月初めにフランスで開催されたパリモーターショーで発表した「C-HR」がベースとなる。



設計改革「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」(TNGA)を発表しているが、その適用第1号となる。HVは2015年後半に発売予定の新型「プリウス」に採用する環境性能の高いHVシステムを取り入れる。トヨタは燃費規制もありダウンサイジングした車種が必要と考えていた。


トヨタは昨年の夏から、トルコ以外にイスラエルやロシア等への市場開拓に向けて、小型車「カローラ」の生産を開始し、EUに照準を合わせるミニバン「ヴァーソ」も生産している。

なお、国内の主要自動車メーカーは8社。トヨタ、日産自、ホンダ、スズキ、三菱自、マツダ、ダイハツ、富士重。2013年の国内と海外を合わせた8社の合計世界生産台数は2.7%増の25, 346, 136台を確保している。特にトヨタは日野自動車とダイハツ工業を加えたグループ全体で2.1%増の10, 117, 274台を生産。米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)を抑え、世界の自動車メーカーとして初の1000万台の大台に到達している。

筆者はアメリカに5年弱住んでいて毎日車に乗っていたが、もちろん made-in-japan 製であった。アメリカは一人一台ないと不便なので、トヨタと日産に乗っていた。とにかく、故障は少なく燃費は米国産車種に比べ明らかに良かった。トヨタがGMを抜いて1000万台に到達したのも当然の結果といえよう。

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