2013年11月20日水曜日

食材偽装

トルコに食材偽装があるという話しではありません。日本の食材偽装が問題になっています。トルコを旅行しているとホテル内のレストランでも観光地でも道ばたでも絞りたてのザクロジュースやオレンジジュースなどを出してくれます。実に新鮮で美味です。
ザクロジュースが「とにかく美味しい」との声を周りの女性から聞きました。日本では結構値段もはるそうですが、トルコは安くて美味しいと絶賛です。

ザ・リッツカールトン大阪では、フレッシュジュースが実は容器入りのジュースでした。シェラトン都ホテル大阪ではステーキが実は牛脂が注入された肉でした。高島屋総菜店「フォション」では車エビのテリーヌが実はブラッックタイガーでした。

イメージ払拭のために、手動のジュース絞り機でもホテル内のレストランにおいてお客さんの前で出せばいいかもしれません。ホテル内の絞り機の写真を撮り損なったので、観光地のものをご紹介しておきます。


どこか週刊誌でジャーナリストの田原さんが、食材偽装の真相は「業界のずさんさ、いい加減さではなく、むしろ下請け業者の悲劇的な苦境の産物」と指摘されてました。

今回、問題となったホテルや百貨店は、メニュー標記は取引業者を信頼して、改めて確認しなかったと説明していました。真相はどうなのでしょうか。ホテルや百貨店に納入している業者の声によると違った説明が帰ってくるそうです。食材の原価が上がり、一方、ホテルや百貨店はデフレ下の競争で価格を下げるように要求。結果、納入価格は年々下がり、円安でさらに輸入品原価が上がり、しかし、品質を落とすことは許されない、そんな矛盾の中で発生した事件のようです。

やがて、トルコも更なる発展の末には、日本のような複雑怪奇な問題が数多く露出するものと思いますが、やはり、Simple is Best は大事かもしれません。

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